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型枠大工の仕事の流れ

強靭な仕事力から生まれる信頼

建物の良し悪しは、
型枠大工の仕事力で決まる。

型枠といっても、常に同じ型枠を組み上げるわけではない。
パーツの種類はもちろんのこと、建てる建物の大きさによっても、型枠の形や大きさは現場ごとに毎回異なる。
そのため、建物ごとに最適な型枠を考える必要があり、コンクリート製の
建物にとって、その形(デザイン)を決定づける最も重要な作業を型枠大工は担っている。

これが型枠大工の仕事だ!
墨出し杭打工事後が、型枠大工の出番。墨出しとは、水平垂直を確かめ、決められた共通の印を付ける作業。工事中幾度もこの作業は行われる。
外壁型枠の組立外壁用の型枠を組み立てる。
柱・梁型枠の組立ビルを支える柱や、梁の型枠を作る。型枠大工は、あらかじめ下ごしらえしておいた柱、梁の型枠材を、現場で組み立てる。
内壁型枠の組立ビルの内壁用の型枠を組み立てる。
床型枠の組立2階部分の床、つまり1階の天井を作るための作業。
建て入れ直し柱、壁の倒れを補強修正するために、今まで作業を進めた場所を再度チェックし、サポートとチェーンで柱、壁を固定する。この後、コンクリート打ち。
墨出し1階の基準を2階にそっくり移すための墨出し。基準芯(柱芯・壁芯)や柱、梁の位置、寸法を出す。
型枠外し(解体)型枠の中に流し込んだコンクリートが固まったら、型枠を外す作業に掛かる。
仕上げの墨出し型枠を外し終わると、仕上げの墨出し作業をして、窓枠、天井などの位置、寸法をコンクリート面に記入する。